
ホンダ シビック TYPE Rは、「走り」を最優先に開発されたシビックの高性能モデルです。
単なるスポーツグレードではなく、エンジン・シャシー・足回りに至るまで徹底的に手が加えられている点が特徴です。
この記事では、
シビック TYPE Rの成り立ちと、
特に人気の高いEP3・FD2型の遍歴と魅力について整理して解説します。
シビック TYPE Rとは?

TYPE Rは、ホンダがモータースポーツで培った技術を市販車に落とし込むために生まれたブランドです。
TYPE Rの基本思想
- 軽量化を重視したボディ設計
- 高回転型エンジン
- 高剛性シャシー
- ドライバーの操作に忠実なハンドリング



快適性や豪華装備よりも、
ドライバーがクルマを操る楽しさを最優先に作られている点が最大の特徴です。
シビック TYPE Rの系譜(概要)
シビック TYPE Rはこれまでに以下のモデルが登場しています。
- EK9(1997年)
- EP3(2001年)
- FD2(2007年)
- FN2(欧州仕様)
- FK2 / FK8 / FL5(ターボ時代)
この中でも、
自然吸気エンジン(NA)を搭載したEP3とFD2は、
現在でも特に評価が高い世代です。
シビック TYPE R EP3の特徴と評価


EP3 基本情報
- 販売期間:2001年〜2005年
- 生産国:イギリス
- エンジン:2.0L NA(K20A)
- 最高出力:215ps
- ボディタイプ:3ドアハッチバック
EP3の特徴


EP3は、日本仕様のTYPE Rでありながら英国生産という異色のモデルです。
また、シフトレバーがダッシュボードから生える独特のレイアウトを採用しています。
- 高回転まで回るNAエンジン
- 軽快で鋭いハンドリング
- 個性的なドライビングポジション
万人向けではありませんが、
運転の楽しさを重視する人に強く刺さるモデルです。
EP3の評価

- 玄人向けのTYPE R
- 走りを理解すると評価が大きく変わる
- 近年は再評価が進み中古価格も上昇傾向
シビック TYPE R FD2の特徴と評価


FD2 基本情報
- 販売期間:2007年〜2010年
- 生産国:日本
- エンジン:2.0L NA(K20A)
- 最高出力:225ps
- ボディタイプ:4ドアセダン
FD2の特徴


FD2は「最速のFF車」を目標に開発されたモデルで、
ボディ剛性・足回り・ブレーキ性能が大幅に強化されています。
- 専用ワイドボディ
- ブレンボ製ブレーキ
- 極めて高いボディ剛性
- サーキット性能を重視したセッティング


4ドアで実用性を確保しながら、
走行性能は歴代TYPE Rの中でもトップクラスと評価されています。
FD2の評価

- 人気・知名度ともに非常に高い
- サーキット走行でも高評価
- 「最後のNA・最強TYPE R」と呼ばれることも多い






中古車市場では高値を維持しています。
EP3とFD2の違いを比較
| 項目 | EP3 | FD2 |
|---|---|---|
| ボディ | ハッチバック | セダン |
| 生産国 | イギリス | 日本 |
| キャラクター | 軽快・個性派 | 剛性重視・王道 |
| 人気 | 通好み | 非常に高い |
| 中古相場 | 上昇傾向 | 高値安定 |
どちらも優劣ではなく、
走りの方向性が異なるTYPE Rといえます。
なぜEP3・FD2は今も評価されるのか?

- 高回転型NAエンジン
- 電子制御に頼りすぎない設計
- ドライバー主体の走行感覚
これらは、
現在の環境規制や車両大型化の中では実現が難しくなっています。
だからこそ、
EP3・FD2は「今では作れないクルマ」として価値が高まっています。
まとめ


シビック TYPE Rは、
ホンダの走りへの思想を象徴するモデルです。
- EP3:軽快で個性的な走りを楽しめる
- FD2:完成度の高い最強クラスのFFスポーツ
現在でも多くのファンに支持されている理由が、
この2台には詰まっています。
今後は、それぞれのモデルをさらに詳しく掘り下げていく予定です。ぜひお楽しみに!
VOICEVOX:ずんだもん
写真引用元:本田技研工業HP、グーネットHP
また、YouTube「ずんだもんカーライフチャンネル」でもシビックタイプRについて解説するショート動画を公開中🚗良かったらこちらもチェックしてみてください!


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